平成28年度 ボランティアさん活動報告

おさんぽボランティアについて

Happy choice では2013年4月より、定期的に岐阜市畜犬管理センターに収容されているわんこの「おさんぽ会」を開催しています。

センターに収容されている犬たちの多くは、飼い主に捨てられたり遺棄された子たちですので、心や身体に傷を負っています。また、全く違う場所に置かれ、不安な気持ちでいます。そんな環境に居る犬たちをお散歩に連れ出して、笑顔を取り戻して欲しいと活動しています。

おさんぽ会」をはじめて3年が経ち、たくさんのおさんぽボランティアさんが参加しています。 

収容されているわんこを新しい家族として迎え入れてくれたり、一時預かりさんや譲渡会、チャリティーバザーなどのイベントにも、積極的に参加されています。

今回は、Happy choice のあらゆる方面の活動にご協力していただいている3名のボランティアさんと代表 田口が対談しました。

この企画としては、Happy choice のホームページにボランティアさんがどのような活動をしているのかということをテーマに対談したものを、新しい人が見て、こんな活動をしているんだっていうのを理解されてり、参加してみようかなと思ってもらったりすることを目的としています。

おさんぽボランティアの中園さん1/3

中園さんご夫妻 ニムちゃん

保護ワンコを新しく家族に迎え入れたいと思われたのがきっかけで、おさんぽ会を知っていただき、その時に Happy Choice で保護されていたニムちゃんを家族に迎え入れてくださいました。
その後は、ご主人の実さんは週末のおさんぽ会やイベントにも参加され、また奥様仁美さんは犬の美容室を営んでおられ、保護ワンコをキレイにしてくださったりと、Happy Choice の活動にご協力をしてくださっています。

保護わんこを迎え入れたことについて

Happy choice 代表 田口(以下 田口

今回は中園さんご夫妻と対談となります。
前回までは、おさんぽ会に参加されていて、預かりボランティア、譲渡会とチャリティバザーのイベントボランティアにも活躍されているお二方との対談でした。
「Happy Choice」の活動は基本的におさんぽ会で、週に1~2回開催でとても多い、それに参加している方が、いろんな方面に活躍の場が広がっているんです。そのおさんぽ会を主に今日は話を聞きたいなと思います。よろしくお願いします。


おさんぽボランティア中園 実さん(以下 中園実

よろしくお願いします。

おさんぽボランティア 中園 仁美さん(以下 中園仁美

よろしくお願いします。

田口

Happy Choice を知った経緯はどうなんでしょうか?


中園実

経緯はですね、犬を飼おうと思っていて、それで妻に相談したら、保健所とか譲渡の犬がいるって聞いたので、あっそういう子をもらおうと。わざわざペットショップとかで買うんではなくて、それよりもそうやって貰われていくというか、貰い手のいない子とかをもらった方が、僕らにあっているというか、、、

田口

飼うなら子犬から飼いたいとかなかったの?


中園実

特に思っていなかったですけど、それでインターネットで譲渡会っていうのがあるっていうのを聞いたんで、岐阜市、譲渡会っていう感じで検索したら、Happy Choice が出てきて、おさんぽ会っていうのをやっているのを知って、いきなりおさんぽ会に行ったというわけです。

田口

譲渡を受けようと思って、おさんぽ会に行かれたんですね。


中園実

そうですね。最初におさんぽ会に行って、その時に田口さんに犬を探しているって言って、そしたら今度お見合いしようっていうみたいな話になって、ニムっていう子がいるんだけど、 足悪いし、骨盤骨折してるし治ってはいないけど、普通に歩けるようになったっていう話で。

田口

その時、ニムはおさんぽ会には来てなかった?


中園実

来てないですよ。初めて会ったのは予定を立てて待ち合わせました。お見合いしてちょっとお散歩して、これ下さい見たいな。

田口

すぐ決めたのが実くんだったよね、


中園実

その時は、彼女がまだ前亡くなった子のことで、どこかで飼ったら申し訳ないていう気持ちがあるところを僕が無理やり押し切って、

田口

前の犬が亡くなって気分がが沈んでいたこともきっかけになったってこと?


中園実

そうですね。お互い犬が好きだったんで、

田口

実くんはもともと犬を飼っていたんだっけ?


中園実

うん、実家では飼ってました。犬はやっぱり好きですね。猫も好きですけど、

ニムちゃん
ニムちゃん

田口

折角ですから、ニムを迎えてから、いろいろあったじゃない。その話聞きたいです。


中園実

破壊行為ですか?

田口

それは後に取っておいて、まず迎えるにあたっての葛藤とか、二人で相談したことって、どんなこと?


中園実

彼女の「う~ん」てとこを説得するのは、ちょっとあったんですけど、

田口

う~んっていうのは?


中園仁美

私が完全に閉ざしてたというか、ニムが来た時も正直この犬はうちの子じゃない、ではないけど、私の中では、前の犬がずーっと心に残ってたんで、そういう気持ちを残したまま、新しい子を迎えるっていうのが、まだそこまで気持ちが整理できてなかったのかなと、、、

田口

初めておさんぽ会に来た時に、犬を迎えたいなって思っていたのは実くんだけだったの?


中園実

そうです。ただ、彼女も反対していたわけではないですけど、

中園仁美

うちで迎えてしまえば迎えちゃったで、やっぱりかわいいなって思うけど、その時は、何かどこかで乗り越えれてないものがあったから。でもあのボーダーにかまれた事件があって、

中園実

あったあった、近所のボーダーコリーが、